2020年2月1日土曜日

レトロなトランジスタラジオをポータブルBluetoothスピーカーに改造しました

 オークションで古いナショナルのトランジスタラジオを手に入れました。
レターパックで送られてきた。
送料込みで1110円ぐらいで買いました。
年代を調べると昭和38年製らしいです。
その当時の値段で1万ぐらいしたみたいですよ。
 ホコリだらけで薄汚く、ロゴマークが無い状態でした。
だから希少な骨董品にしては安かったんですけどね。
 裏蓋を外したら中のバーアンテナが真っ二つw
 まあ最初からラジオとして再生修理するつもりもないから無問題です。
欲しいのはレトロな外観のカバーのみ。
むしろ壊れてなかったら内部を分解撤去するのが惜しくなるから困る。
 バラバラに分解します。
それにしても内部の基盤やら配線がぎっしり詰まっている。
とても精密で丁寧な作りだったんだ。
 ほしい部品だけ残します。
ボディは洗剤で丸洗いしたらかなりキレイになりました。
プラボディに割れもありません。

そのまま残して生かす内部の部品
 電池ボックス(単3用)
 スピーカー
 可変抵抗器スイッチ付き
 他はすべてスイッチ端子類は飾りとして残す
 内部に設置する超小型なアンプキットを組み立てました。
LM386とかいうアンプの安いやつです。
こいつはちょうど5ボルトぐらいでも動作するので、単3が4本の電池ボックスを電源として使える。
それにコンパクトなサイズなので場所を取らないから助かる。
 USBのBluetoothレシーバーも電池ボックスと音声入力へ接続した。
これを使うとスマホから音楽を無線で飛ばしたのを受信できる。
電源はUSB。
つまり約電圧5ボルト。
アンプと同じ電池ボックスの電源がそのまま使えるので好都合。



 Bluetoothレシーバーを入れるとひどいノイズが入るので電解コンデンサーを電源部に入れたらかなりノイズが小さくなった。
完全にはノイズは取れないが、音楽が流れてる間は気にならないレベルかな。
 欠落したロゴマークだが、調べてみると本来はPanasonicの金文字の入った黒い銘板が付いてみたいだ。
そんなものは探してもほぼ無いので、代用品として、ホログラムのシールをハサミで切って張ってみる。
 昔ダイソーで買ったシールが大量に余ってたのでそれを使いました。
 仕上がりはこんな感じ。
なかなか似合ってる。
違和感ない?
 ラジオに革カバーをつけた。
カッコいい!
革の肩掛けベルトがボロボロなので後日どこかで探して来ようかと思ってます。
散歩やピクニックのお供に良いかも。
 ナショナルパナソニックの金文字入りのカバー
 裏側
アンプとBluetoothのスイッチ兼音量調整ボリューム。
オンにすればスマホとBluetoothレシーバーが自動的に繋がって、スマホ側より音楽を流せばこのラジオから音が出ます。
小さな安物アンプにしては音量もなかなか迫力あります。
ラジオ体操の音源とか流せばムード満点。
昭和時代へタイムスリップした気分に浸れます。
最高だ

動画も作りましたのでどうぞ↓



関連動画



4 件のコメント:

  1. いつも楽しみにしてます
    もうプロ並みの腕前ですね
    自分もやってみたくなりました
    超小型アンプキットとブルーtoothはわかりますが、ボリュームの配線や、どうしても雑音が出るかや、防止コンデンサの規格や配線が想像できませんでした
    これからも工夫をお願いします

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    1. プロでも何でもないですよ。
      コンデンサを入れたのも適当ですし、配線もごちゃごちゃ。
      ハンダも無駄に山盛でアップして見せれてたもんじゃないです。

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  2. レトロな外見でありながらもブルートゥース搭載、ギャップがたまりませんねえ。
    これが実用さんらしい近代化ですよね!ヽ(● ´ ー ` ●)/

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    1. やはり昔が好きな人ほどスマホやパソコンを使いこなすことが一番ですね。
      ネットには貴重な昔の映像や音楽が溢れています

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コメント返しが最近めんどくさくなってきました。
ブログを書く意欲が削がれると駄目なので、勝手ながら暫くコメントへの返信はお休みさせていただきます。