2017年1月26日木曜日

HH3アクティストリート 錆で固着したディストリビューターの分解掃除 サビ地獄

ディストリビューターキャップを開けたら
最悪な状態。
すごく嫌な予感。
このサビ具合はかなりやばい。

とりあえずペーパーで磨いたが大丈夫?

サビが内部まで進行してる予感がしたので
ディストリビューター本体もエンジンから取り外して調べる。
外すとき点火コイル?につながってる配線が取れなくて苦労した。

とりはずしてよく見たら深刻な問題発覚!
ディストリビューターキャップを固定する3本のネジのうち2本がネジ切れて
デスビ本体のねじ山に残っていた!!
最悪です。
ネジが2本無かったから、デスビキャップが浮いた状態だったから、その隙間から大量の水や湿気が入ったっぽい。
だから内部がひどく錆びてるんだ!!怒
この折れたネジどうやって取るの?

1本はグラグラしてたので千枚通しみたいなのでくるくる外周をいじってたらなんとか外れたが、2本目がなかなか取れない。
でも根性で何時間も掛けて抜きましたよ。
リビルド品のデスビ(2万するらしい)を買おうかと何度思ったことか…。
そして右の新しいネジ。
ラジカセかなんか分解した時のネジがピッタリだったのでこれを3本用意しといた。

イグナイターを抜く。
端子が青錆。
これでよくエンジンが掛かってたなぁ。
この端子もペーパーで磨いておいた。

デスビ本体から軸をハンマーで叩いてシャフトを抜く。
古いオイルシールが心配だが仕方がない。
サビサビでゾッとする。
デスビのプレートのベアリングが錆で完全固着している。
556を吹いて動かそうとしても全然プレートが動かず…。
完全固着してますわ

この車キャブレターのネジは最初から緩んで冷却水漏れてたし、ディストリビューターのキャップネジは無いしどうなってんの?
なんか腹が立ってきた。
整備工場の24ヶ月点検の新しいステッカー貼ってあるのに…。

嘆いても仕方がないので、錆で完全に固まってくっついているプレートのベアリングを抜きました。
(マイナスドライバーで叩いてもなかなか取れないぐらい錆で固着してたが…)

デスビ本体のベアリング付近も錆でドロドロ…。
嫌になる。
オイルシール大丈夫?
オイル漏れはなかったみたいだけど…。

分解するときにテキトウに書いたメモ。
薬の袋に…
下手くそな絵だがこれでもあとで組むときとても助かったんだ。


ベアリングの入っていた溝が錆でドロドロだったのを、ペーパーでゴシゴシ掃除。
傷だらけになったが仕方がない。
サビの進行が酷すぎる。

プレートのベアリングの錆。
556で錆取りして
磨いておいた。
※写真は磨く前

細かな部品が多いので、わからなくなると困るからダイソーの薬のケースで分類しておいた。
これはなかなか便利だった。

分解でどうしても取れなかった先端の近鉄マーク?みたいな部品。
結局はこの部品は取らなくても分解掃除はできたのだが
邪魔でとてもやりにくかった。
あとでホンダのディーラーの整備士さんに部品を購入するついでに聞いたら、プーラーみたいなので取るらしいが、錆で固着してることが多くて苦労するとか言ってた。
昔の20年前のパーツリストでも2900円もしてたんで割ったら最悪です。

ガバナーのバネ。 
左右太さが違うんだね。

プレートベアリングを入れる作業に苦労しましたが、なんとか元に戻せました。
プレートの動きもスムーズで軽い。

バキュームアドバンサーとかいう部品。
口で吸って破れの確認。
大丈夫みたいだが、本来は注射器みたいなので吸わせたまま放置して漏れないか検査するらしい。
デスビに連結して吸ってもプレートがスムーズに動いたから完全に治ったと思う。

純正部品のデスビキャップのパッキンと
Oリング二個、合計600円ぐらいした。

古いパッキンは潰れている。
再使用するとここから湿った空気が入り込むかもしれない。
これは安い部品だから気になる人はさっさと取り替えたほうがいいみたい。

根性で組み直しました。

取り付け調整は後日



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ブログを書く意欲が削がれると駄目なので、勝手ながら暫くコメントへの返信はお休みさせていただきます。