2017年1月14日土曜日

HH3アクティバンの機関の状態 恐怖の冷却水漏れ

車両価格3万(諸費用リサイクル+消費税約7000円)で購入したアクティバン。
エンジンの始動が悪い。
しばらく放置してないとすぐエンスト。
嫌な予感。
早速後輪をジャッキアップしてダンボールを敷いて寝ながら下へ潜ってみると
なんか青い液体がポタポタと漏れてる。
ぎょっとしました。
急にこの車を買ったことをとても後悔しました。
これやばいんじゃないか?
深刻な不具合?自力で治せるのか?
その原因はラジエターホースの破れか?ウオーターポンプあたりからの漏れか?といろいろ覗いて調べてもよくわからない。
でもなにか上の方から漏れてるようだ…。

そのポタポタの上にちょうどキャブレターがあるのですがよく見えません。
確認するためにはキャブレターを外す必要がありますが
いままでアクティのキャブレターなんか一度も自分で外したことがありません。
めんどくさそうだしはじめてなんで怖い。
たくさんホースや配線がつながってて狭くてやりにくかったですが、なんとか格闘の末取り外しは成功。

そしたら原因がやっとわかりました。
キャブレターとエンジンとのつなぎ目から冷却水が漏れてたみたいです。
自動車ってキャブレターへ冷却水流してるんですね(下の豚の鼻みたいな2個の穴のとこが水路)。
アイシング防止?キャブヒーターみたいなもん?
空冷バイクばかりイジってた私はぜんぜん
知りませんでした。
キャブレターとエンジンのつなぎ目は2個のナットで締めてありましたがその片方のネジがなんだか緩いなと感じました。
たぶん整備士の人がキャブを取り付けるときにネジを締めるのが甘かったのでしょう。
それと間に挟んでるOリングパッキンがぺちゃんこになってカチカチで劣化してました。
そこから冷却水がポタポタと漏れてたのか。
始動性が悪かったのも二次エアー吸い込みだったんだろう。
原因がはっきりして安堵。
ここなら液体パッキンでも塗るか新しいパッキンを買ってきて締めなおせばいいだけ。

せっかく苦労して外したキャブレター。
軽く点検しておきます。
2個のネジで白い樹脂製トレーとキャブ本体が連結されてますんでそれを緩めて

白いトレーと分離してホースをトレーの穴から引き抜く。
ここまでバラすのは初めて。
バイク(CD125T)のキャブレターと比べてかなり大きくて構造が複雑。
用途のよくわからないパイプもたくさんつながってる。
精密機械みたいで嫌になる。
本当は全部バラバラに分解して掃除するのがベストだろうが、分解することで調子をかえって崩したりパッキンを交換する必要が出てくるので今回はやめといた。
ゴムホースの状態もカチカチだけとなんとか使えるみたい。

ただアクティキャブレター定番の故障のソレノイドバルブだけはせっかくなんで取り外して通電検査。
ペコペコと問題なく動作。
この部品の交換作業の予行演習できただけでも良かった。
キャブの取り付けは後日液体パッキン買ってからですね。

後輪のブーツも車体の下に潜って点検。
状態悪いですねぇ。
ぱっくり割れてはいませんが…。
ひび割れをコーキングで補修してごまかした痕が。
たぶん新車の時からの未交換かと。
これは左右両軸合わせて4個新品に交換ですね。
もちろん作業は面倒くさいが非分割の社外品の安いやつを使う予定です。

次にブレーキのマスターシリンダーを確認したいのでカバーを外す。
これが樹脂製のピンで留まってるのだが固い。
強引にマイナスドライバでコじて取りました。

マスターシリンダーもオイル漏れなく問題ないみたい。

ブレーキオイルタンクの蓋。
邪魔なんで取り外します。
やけに固かったです。

液量も問題ないが少し汚いようだ。
またブレーキ液を交換しとこう。
(モノタロウの格安ブレーキ液がまだたくさん残ってる)
蓋は元に戻さずにむき出しにしておきます。
いま乗っている銀色のアクティバンもカバーは常時取ったままにしてますね。
(マスターシリンダーのカバーも)
なんでもむき出しにしといたほうがなにか不具合があった時に見つけやすいからね。
カバーは外しててもユーザー車検で一度も注意を受けたことはないです。


続く

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ブログを書く意欲が削がれると駄目なので、勝手ながら暫くコメントへの返信はお休みさせていただきます。