2017年1月30日月曜日

CD125T キャブレターエアスクリュー回し自作 プラグ・エアクリーナー交換など

CD125Tのパイロットエアスクリュー?が
キャブレターの下向きに付いているので、普通のマイナスドライバーでは回せません。
こういう時どうすればいいかというと…

よく100円ショップとか行くと、お粗末な差し替えドライバービットセットみたいなのがありますが、そのうちマイナスドライバーの小さいビットを手で持って回せば
簡単に調整可能です。

ビットのみでも回せますが、柄の部分も自作しちゃいましょう。
用意するのはゴムホースの切れ端。
(写真のゴムホースは多分石油給湯器のタンクの耐油ゴムホースかと)

このホースにビットを挿せば完成!
これで十分なんだけど、これだと無くしやすいから…


ドリルでゴムホースに穴を開けて、キーホルダーの金属の輪を通すと紛失防止になる。

私の場合はこうやってバイクの風防のステーに吊るしてある。
これで走行中路肩で簡単にいつでもキャブの調整ができてすこぶる便利。
アイドリング調整ネジもこれで回せました。

次にエアクリーナーがバイク屋に届いたので交換作業。
ちなみに純正部品代は950円ぐらい。

古いエアクリーナースポンジは劣化してボロボロ。
洗って油を浸し…なんて作業は無理。

油は予めスポンジに浸してあったようだからそのまま取り付けて完成。


次に点火プラグも新品に交換しておく。
この点火プラグだけど、名古屋の大きなアップガレージで一本100円だったような気がする。
今思えばもっと買い占めとけばよかったかも。
カブにもcd90にも使えるのに…。

エーモンの高級なプラグレンチで抜きます。
楽々。
このプラグレンチも鈴鹿部品交換会で100円ぐらいで買ったやつだっけ。
ホームセンターで新品を買うと700円ぐらいしますね。

サイズは16

古い点火プラグは電極の先端が丸まっててかなり劣化していた。
ごみ捨て場行きだな。

という感じで、CD125Tも毎日元気に維持して乗っています。
アクティの部品の買い出しなんかで大活躍中。
あちこち店を買い物ではしごするときは自動車よりバイクが一番ですね。



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2017年1月27日金曜日

HH3アクティストリートバン ディストリビューター取り付けと点火時期調整 


カラーに新品の純正Oリングを2個付けてから…

エンジンに取り付ける前に軸の形状をよく観察しておく。
逆に取り付けできないように2個の突起が中心からずらしてあることがわかる。


※車体下から上に撮影した写真
エンジン側の突起(カムシャフトかな?)の向きをよく観察してから差し込む。
地面に寝ながら取り付けるのでしんどい。
手も入りにくくて狭い。
マフラーとかセルモーターが邪魔でしかたがない。

取り外す前に付けた印(マイナスドライバーをハンマーで叩いた傷)に合わせて2本の取り付けボルトを締める。


※車体下から上に撮影
ディストリビューターの配線コネクターを点火コイルに差し込んでから、元あった場所に点火コイルを戻してネジ止めする。
マフラーが邪魔でねじ締めがなかなかうまく行かない。
狭すぎる…。

ユニバーサルジョイントやら道具を使わないと絶対に締められない点火コイルの取り付けネジ。(マフラーが邪魔)
この時のために?いい道具揃えてておいて良かった。
といっても、ユニバーサルジョイントはダイソーで買ったやつだったがw

全部取り付けてエンジンキーを捻ったが、エンジンが全くかからない。
数時間なんでかからないんだろうか?デストリビューターの組間違いで壊してしまったのか?と深刻に悩み苦しんだ末、ダメ元でキャブレターのエアスクリューを回転させたらあっけなく始動。
エアスクリューが締め込み過ぎだった。
原因はキャブレターのエンジンと合わせ目のパッキン漏れ二次エア吸わせたままで整備士?が強引にキャブを調整してあったからみたいだ。

エンジンがかかったので一応点火時期調整してみる。
ゴムキャップをラジオペンチで掴んで外した(手だけでは狭すぎて取れない!)

1番のプラグコードに写ルンですをベースに改造して作った自作のタイミングライトを接続。

エンジンをかけた状態で点検窓を照らすと…

パラパラ漫画のように点火時期の印が見えるはずだが、自作のタイミングライトでは暗くて見えない。
もう少し点検穴にライトを近づけたいのだが、配線やホースが邪魔でダメ。
既製品のタイミングライトを買ったほうが良いかも。
エンジンから外す前につけた印もピッタリ合わせたことだしこれでいいとした。

買った時ガソリンがガス欠寸前だったので、数キロ先のスタンドまで試走した時に気づきました。
あれ?水温計が全然上がらない…。
また新しいトラブル。
最悪です。
もう嫌になってきた。

それと純正のAMラジオが音が鳴らない。


この車エアコン無しなので、灰皿を取り外して2本のネジを取ったら簡単にラジオが取れました。
(エアコン無し車をあえて選んだ理由はこういう整備性の良さ)

でもこのラジオコネクターのピンが多すぎてワケワカラン。
せめて配線図ぐらい裏蓋に貼っといてよ。
また宿題が増える。

アンテナも曲がってるし…

でもまあなんとかまともにセル一発で始動できて走れるようになっただけでもマシかな。
ディストリビューターやキャブとエンジンのつなぎ目を修理する前は、暖気にえらい時間が掛かったし、走行中にエンジンが止まることもあったからね。
でもこのジャンクな24年昔の自動車で36000円?
高い買い物かもね。
自分で修理するにしても部品代が高いし。
ただ唯一の救いは、雪国とかで使われてなかったために車体ボディーの腐りやら劣化が少なかったことかな。
今のところクラッチも滑ってないし異音も少ない。



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2017年1月26日木曜日

HH3アクティストリート 錆で固着したディストリビューターの分解掃除 サビ地獄

ディストリビューターキャップを開けたら
最悪な状態。
すごく嫌な予感。
このサビ具合はかなりやばい。

とりあえずペーパーで磨いたが大丈夫?

サビが内部まで進行してる予感がしたので
ディストリビューター本体もエンジンから取り外して調べる。
外すとき点火コイル?につながってる配線が取れなくて苦労した。

とりはずしてよく見たら深刻な問題発覚!
ディストリビューターキャップを固定する3本のネジのうち2本がネジ切れて
デスビ本体のねじ山に残っていた!!
最悪です。
ネジが2本無かったから、デスビキャップが浮いた状態だったから、その隙間から大量の水や湿気が入ったっぽい。
だから内部がひどく錆びてるんだ!!怒
この折れたネジどうやって取るの?

1本はグラグラしてたので千枚通しみたいなのでくるくる外周をいじってたらなんとか外れたが、2本目がなかなか取れない。
でも根性で何時間も掛けて抜きましたよ。
リビルド品のデスビ(2万するらしい)を買おうかと何度思ったことか…。
そして右の新しいネジ。
ラジカセかなんか分解した時のネジがピッタリだったのでこれを3本用意しといた。

イグナイターを抜く。
端子が青錆。
これでよくエンジンが掛かってたなぁ。
この端子もペーパーで磨いておいた。

デスビ本体から軸をハンマーで叩いてシャフトを抜く。
古いオイルシールが心配だが仕方がない。
サビサビでゾッとする。
デスビのプレートのベアリングが錆で完全固着している。
556を吹いて動かそうとしても全然プレートが動かず…。
完全固着してますわ

この車キャブレターのネジは最初から緩んで冷却水漏れてたし、ディストリビューターのキャップネジは無いしどうなってんの?
なんか腹が立ってきた。
整備工場の24ヶ月点検の新しいステッカー貼ってあるのに…。

嘆いても仕方がないので、錆で完全に固まってくっついているプレートのベアリングを抜きました。
(マイナスドライバーで叩いてもなかなか取れないぐらい錆で固着してたが…)

デスビ本体のベアリング付近も錆でドロドロ…。
嫌になる。
オイルシール大丈夫?
オイル漏れはなかったみたいだけど…。

分解するときにテキトウに書いたメモ。
薬の袋に…
下手くそな絵だがこれでもあとで組むときとても助かったんだ。


ベアリングの入っていた溝が錆でドロドロだったのを、ペーパーでゴシゴシ掃除。
傷だらけになったが仕方がない。
サビの進行が酷すぎる。

プレートのベアリングの錆。
556で錆取りして
磨いておいた。
※写真は磨く前

細かな部品が多いので、わからなくなると困るからダイソーの薬のケースで分類しておいた。
これはなかなか便利だった。

分解でどうしても取れなかった先端の近鉄マーク?みたいな部品。
結局はこの部品は取らなくても分解掃除はできたのだが
邪魔でとてもやりにくかった。
あとでホンダのディーラーの整備士さんに部品を購入するついでに聞いたら、プーラーみたいなので取るらしいが、錆で固着してることが多くて苦労するとか言ってた。
昔の20年前のパーツリストでも2900円もしてたんで割ったら最悪です。

ガバナーのバネ。 
左右太さが違うんだね。

プレートベアリングを入れる作業に苦労しましたが、なんとか元に戻せました。
プレートの動きもスムーズで軽い。

バキュームアドバンサーとかいう部品。
口で吸って破れの確認。
大丈夫みたいだが、本来は注射器みたいなので吸わせたまま放置して漏れないか検査するらしい。
デスビに連結して吸ってもプレートがスムーズに動いたから完全に治ったと思う。

純正部品のデスビキャップのパッキンと
Oリング二個、合計600円ぐらいした。

古いパッキンは潰れている。
再使用するとここから湿った空気が入り込むかもしれない。
これは安い部品だから気になる人はさっさと取り替えたほうがいいみたい。

根性で組み直しました。

取り付け調整は後日



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