2016年9月25日日曜日

CD125T キャブレター掃除とタペット調整など

10万キロ乗ったcd125ですが、最近
エンジンの回転数が上がったまま下がらなかったりする
症状が出てきました。
それと、エンジンからの異音も気になる。
ということで、久しぶりにキャブレターの
分解掃除とタペットクリアランス調整。

センタースタンドを立ててから、
サイドカバー、シート、燃料タンクの順で
外していく。

摘出したキャブレター
ホコリだらけで汚い!!

回転が下がらない原因は
スロットルバルブのスラッジでした。
ご覧の通りドロドロベタベタ。
引っかかって上下の動きがシブいです。
これをパーツクリーナーと歯ブラシで
ゴシゴシ綺麗に洗いました。
仮組みして手で動かしてみると、スムーズに
動作するようになりました。

スロージェット?
これもかなり汚いので、パーツクリーナーで
シュッシュしておきました。
他のジェット類も全て外して洗浄。

次にタペット調整。
点検窓とクランクを回すためのマイナスネジの
穴の蓋がめちゃくちゃ硬いが、なんとか
取り外せた。
LEDライトで点検窓を照らしながら、
14ミリのレンチでクランクを回しながら
Tマークに合わせる。

そしてバルブクリアランス測定。
いずれも0.07ぐらいになっていたので
音の原因はここではなさそう。
結局調整はしなかった。

タペットの蓋を締めるとき、このパッキンがポロッと取れやすくて
なかなか入らないので、今回は
少量のボンドで蓋にパッキンをあらかじめ接着してからやることにした。

これで蓋を閉める途中でパッキンがはずれずに済んで、スムーズに作業できた。

あと、カムチェーンテンショナーのネジを
少しだけ動かしておく。

さて、元通りにしてエンジンをかけてみると、
またエンジンの回転が上がりっぱなしになる症状が出た。
これは、スロットルケーブルの調整不良とキャブレターを洗浄したので
スロットルバルブを押さえるアームのバネの軸の
油分が飛んで動きが悪くなったのが原因みたいだったので、グリーススプレーを軸に吹き付けたら治った。
スロットルケーブルの張り具合も、ハンドル側のアジャストナットを回して調整をしておく。

さて異音なのだが、カムチェーンのネジを適当に締め直したのが良かったみたいで
静かになってホッとした。

最後はチェーンの張り調整とオイルも垂らして試運転。
問題なし。
スムーズにスロットルも戻る。
音もかなり静かになった。
チェーンを張ったので、ギクシャク感も無くなる。

それにしても今日は暑かったですね。
屋外ですべて作業したのでとてもしんどかったですわ。



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ブログを書く意欲が削がれると駄目なので、勝手ながら暫くコメントへの返信はお休みさせていただきます。