2016年1月28日木曜日

耕運機の歴史を調べに三重県立図書館へ

昨日は耕運機の歴史を調べるために
三重県立図書館へ行ってました。
写真は図書館の駐輪場のお気に入りの場所にて
ガラケーで三脚立ててセルフ撮影。

こんな頭にてぬぐいを巻いたままボロジャンパーで図書館へ行ったので
館内ではさぞ不審者がられたでしょうね(ごめんなさい)
冬場は脱ぐとすぐ冷えるのでしかたがないね。
バイクだから帰りに冷えると困っちゃう。

図書館のパソコン端末で 農機 農業機械 などの検索をして、出版年でソートすれば
簡単に昭和30年代の農業機械の入門書など
たくさんひっかかる。
ほとんどは倉庫に眠って居るものだが
職員に頼んで出してきてもらう。
貴重な本だがすべて貸出可能だった。

その中で面白かったのがハンドトラクター(ティラー)に関するものだ。
普通耕運機といえばゴムタイヤとローターが別々で動作する大型の歩行式の奴を
指すように思うのだが、これは単純に
出力する軸が一つである。
つまり…

こんなホンダこまめタイプの小型な単純な奴。

こんなタイプのちいさいのが、大昔から存在することを知らなかった。

このタイプはティラー型と言うらしい。
昭和28年頃から普及したらしい。
その頃の耕運機といえば、水冷石油発動機を取り付けたかなり大型のものばかりで
小回りがきかないので小さな農地には向かなかったが
これがでるやいなや全国へ飛ぶように売れていったらしい。
値段が安かったのもある。

今の小型なホンダのこまめみたいなタイプと違うのは、発動機と
ローターのギアの部分がVベルトでつながっていること。
それとタイヤも用意されていたのだ。
これでリヤカーを引っ張ることも可能。
ただ変速はプーリーの掛け替えでしかできないようだけど。

このVベルト式どこかで見覚えが…

実はこれとまったく原理が同じ。

テンションプーリーを使うタイプ。

こんな面白い写真もあった

耕運機で木を切り倒す?

爪ローターを車輪に取り替えて
リヤカーを取り付けて荷物の運搬。
ほかにも、噴霧器のポンプを動かしたり
籾すり機とベルトでつないで使用したりと
様々な使い方ができると書いてあった。
Vベルトのプーリーがエンジンからむき出しなので
改造も簡単だったであろう。

こんな今の製品だとVベルト式でなく
エンジンとローターが直結だろうから動力を取り出すのは無理だろうし、タイヤがないから
リヤカーも引っ張れないが…

こいつなら何かポンプやら買ってきて
Vベルトでつなげられるかも。

リヤカーとこいつを連結して動かしたらどうかとか
夢が広がりますね。

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2 件のコメント:

  1. 初めまして。YouTubeであなたの事を知りました。僕は伊藤と申します。
    僕もビジネスバイクが好きでして。
    高校の頃には同級生が皆スクーターに乗ってるなかベンリィCD50に乗っていました!風防、泥除け、ハンドルカバーにホムセンボックスのフル装備でw
    実用様のCD125Tの乗り方はビジバイの良さを余すところなく生かしていてすごくカッコいいです。
    僕もそのうちCD125Tに乗ってみたいです。
    その前にまず小型自動二輪免許取らないといけないのですが(笑
    CD125Tについてお教え頂きたいことがあるのですが、このバイクは70~80キロ巡航は可能でしょうか?YouTubeの乗り撮り動画を見ると皆60キロ前後しか出していないのですが。

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  2. 7 80キロの巡航はやろうと思えば確かにできますが、正直言うと加速が弱くて嫌になりますよ。
    加速中に何台もの自動車に追い抜かれますから、がっかりするかも。
    なんせ馬力の割に車体が重すぎますからね。
    そして当然80キロで走ると燃費がかなり悪くなります。
    スポーティーな走りをしたいならおすすめはできませんね。
    まあcd50よりかは馬力があるからよく走るとは思いますが…
    最初のうちは満足できるでしょうが。
    トロトロ田舎道を流して、自動車に追いまくられても道を譲るような勇気が必要なバイクだと思います。

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コメント返しが最近めんどくさくなってきました。
ブログを書く意欲が削がれると駄目なので、勝手ながら暫くコメントへの返信はお休みさせていただきます。