オンボロアクティバンのタイミングベルトが大丈夫か心細かったので
分解点検ついでに交換してみた。
まず発電機のVベルトを見てびっくり。
カバーの中にゴムの粉がびっしり。
Vベルトがポロポロに劣化していたし張りもユルユル。
よくもまあこんなのでエンジンが止まらなかったものだ。危ない危ない。
次にクランクプーリーの中心の17のネジがいくらやっても緩まず。
プーリーの回り止め工具まで自作したけど結局はダメだった。
これを外さないとタイミングベルトのカバーが取りにくいし
クランクシールが漏れてたときにシール交換ができない。
しかたなくプーリーのみ外してタイミングベルトの黒い大きな
樹脂カバーを少々強引に外す。
幸いにもクランクのシール漏れは無かったがウォーターポンプ周辺に
冷却水が漏れた跡が少し…。
本来のタイミングベルト交換作業なら
ウォーターポンプ
クランクシール
カムシャフトのシール
タイミングベルトのプーリーやテンショナー
など全交換となるが部品発注してたら日数がかかるので
そのままタイミングベルトのみ交換して様子をみることに。
まあ今回は初めてのタイミングベルト交換で試行錯誤の連続で
ネットでベルトの張り具合のやり方を調べたり自動車整備に詳しいひとに
あちこち聞いて回ってたら時間ばかり過ぎて3日もアクティに乗れず
1日だけ親戚から病院通いのために代車を借りる情けない始末。
残念だか時間切れで今回はベルトのみの交換とした。
まあ一度分解すると手順がわかり次回はかなり要領よく
スピーディーにできるだろう。
春か秋頃に再度挑戦とする。
あと分解ついでに発電機のブラシの点検もしてみた。
かなり減っているけどまだまだ使えるだろうと思い
そのまま組み立てておいた。
多分ポンチマークみたいな点が使用限界の印だろうけどね…。
あとエンジンのアースケーブルが切れかかっていて
かなりやばい状況だった。
これは南海部品の投げ売りセールで衝動買いした立派なバイク用
アーシングケーブルが家に転がっていたのでそれに交換しておいた。
エンジンマウントもボロボロだがそのまま使うことに。
部品が高いんで…。
タペットのカバーの点火プラグ穴内がオイルベトベト。
部品発注済み。
作業が終わり試運転しているが今のところ不具合は無い(かも…)
今回一番悩んだのがタイミングベルトの張り具合。
元々着いていたベルトはおそろしいぐらいゆるゆるだったが
それが適切なのかどうかを調べるのに手間取る。
結局張りすぎもいけないらしい。
私も新しいベルトは少し緩めにしておいた。
ただし以前のよりはほんの少しだけ張り気味。
もちろん何度もクランクを回転させて新品ベルトを
十分なじませてから調整。
張りすぎると唸るらしいしベルトや軸に負担がかかるので
少々緩めがベストみたいだ。
携帯投稿
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメント返しが最近めんどくさくなってきました。
ブログを書く意欲が削がれると駄目なので、勝手ながら暫くコメントへの返信はお休みさせていただきます。