2020年12月30日水曜日

レトロな望遠鏡用のケースの自作 超小型な軽量な伸縮式望遠鏡も揃える

この前購入したレトロな大型望遠鏡なんですが、収納ケースが無く持ち運びがしにくいので専用のケースを自作しました。
材料はVU50で排水用塩ビパイプ。その底にコンパネを円盤状に切ったものを差し込んであります。

コンパネを4本の釘を打ち付けて固定。しっかりしている。

塩ビパイプの既製品のキャップを買ってきてボンドで止めてもいいのですが、それだとキャップを買う必要があるし、見た目がスッキリしないので、これが一番良い底の作り方ですね。

それからセリアで肩掛け用の紐を買ってきました。それを塩ビパイプに切り込みを入れて通してやりました。

帯紐は金具で止めることも考えましたが、それだと金具を買う必要がありますので辞めました。このほうがシンプルで見た目もスッキリしてていいですね。

それと蓋は塩ビパイプのキャップ(128円)を使うのですが、塩ビの蓋は直径ぎりぎりに設計されてて、キツすぎて閉まらないので、サンダーや紙やすりを使ってしっかり外周は削っておきます。

蓋だけは既製品の128円のを使いました。

蓋は真ん中に穴を開けて、結婚式の引き出物の赤飯が入ってた木箱に付いていた紐と梅の形の金色の金具がちょうどあったので、蓋の紛失防止で通して結んておきました。

望遠鏡を青い柔らかいタオルを筒状に縫った自作の巾着の中に入れて、パイプの中に突っ込んで蓋を締める。どんな衝撃でもびくともしない良いケースができましたよ。

材料費も激安。なお、塩ビパイプの素朴なグレーの色は渋くて気に入ってるので、塗装せずにこのまんま使うことにします。

さて、この望遠鏡ですが、長くて重くてなかなか扱いづらいですね。ピンと合わせが非常に難しい。
30×40という高倍率なのも災いしてる。対象物を探すのに一苦労。それに伸縮させる筒が新品同様で硬いので、伸縮させるときに無駄に手に力が必要なので良くない。重たいから支える方の手がすぐに疲れてくる。使用頻度が低くなりそうだなぁ。

ということで、もっと低倍率で超軽いポケットサイズのレトロな望遠鏡はないかとオークションで探してきました。

最近30%引きのクーポンを大盤振る舞いしてるので格安で手に入りました。

上のがエイコー製の15×25のテレスコープ。化粧箱入りのほぼデッドストック品だった。ただし中のレンズがゴミだらけで酷かったから全分解してレンズをアルコールで磨いておきました。

もう一本は革ケース付きのKOLのもの。どうやら両社とも全く同じ会社が作ったものらしく、外観も内部構造も全く同じものだった。ただしこちらだけ対物レンズが合わせガラス(色消し)で見え方が少しだけシャープだった。もちろん分解掃除したのだが、内部の2枚の正立レンズだけは筒のネジが硬すぎて内側が磨けなかったのは残念。

コンパクトでかわいい望遠鏡ですが、見え方がイマイチでしたね。とくにエイコーのほうが対物が一枚ですからキラキラ光る物を見ると乱反射して虹色になりますね。万華鏡状態ですw


 製造年は定かでは無いですが多分昭和40年代ぐらいだと思います。
今はプリズム式の安い超小型単眼鏡が大量に出回ってますが、昭和40年代はまだまだ安く製造できるこういう伸縮タイプの望遠鏡が多かったのでしょうね。


しかし随分望遠鏡が増えてきました。また物欲の悪いくせが出てきた。

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