あるネットフリマサイトで送料込みで2000円近くで購入した名大の携帯空気入れが届きました。
いろんなサイトでこのポンプについて書かれますが、この黒い樹脂製のパーツがよく割れるみたいです。
幸い購入したものにはひび割れはありませんでしたが、たとえ壊れても針金やテープなんかで補修すれば使えるようですね。
早速組み立ててバイクの空気を入れるのに使いましたが、口金のネジを締めても空気が盛大に漏れて使い物にならない。
しかしご安心。
この古いタイプの真鍮の口金であれば分解可能なんです。
口金を分解したら中にゴムパイプを輪切りにした部品が出てきます。
こいつを触ってみるとカチカチ。
押して見るとひび割れだらけ。
こいつは1983年製らしいんですが、流石にゴムが硬化してましたね。
で、なにか使えそうかものはないかと探してたら見つけましたよ。
この緑のやつは多分ジャンクのラジカセを部品取りで分解したときに外した緩衝部品だったと思う。
こいつをハサミで輪切りで短くして使ってみることに。
そしたら漏れもなくバイクのタイヤに空気を入れることができました。
またオリジナルのホースはまだ亀裂もなく使えるみたい。
(日本製のホースだから長持ちしてるのかも。最近の中国製だと材料をインチキしてるのか一年でぱっくり割れるやつだらけで困る)
さて組み立て方。
まず足踏みのアームを下へずらして行きます
矢印の先の溝へ足のアームを落とし込むように下げる
下げたら矢印の方向にひねって、溝へ落とし込みます。
樹脂製のパーツの中にバネが仕込んであるので溝にきっちり押さえつけるようにハマるようになってます
これで脚はセット完了
次にポンプの手で押す部分の組み立て。
ネジになってるので回転して取り付けます。
空気を入れるときは足で支えて立った状態でできるので姿勢が楽ですね。
ただし、足の部分と本体の連結がかなり貧弱なので押すときに結構グラグラします。
下へまっすぐ注意深く押すのを心がけないと、樹脂製の部品をすぐに割ってしまいそうですね。
カバーは少しかび臭くて汚いので、粗品でもらった自動車シートのニオイ取り洗浄剤を吹きかけて、拭いておきます。
革製のバンドは取り外し可能でした。
自転車の空気用のアダプターも付属してました。
そういえば1990年代から原付バイクに乗り始めてから長年この足踏みタイプのばかり使ってましたが、6回も買い替えてましたね。
シリンダーが樹脂製で削れてだめになったり、ピストンが割れたり、中のOリングの部品が入手できなくて修理諦めたり。
フレームがグニャリと曲がって折れたことも。
多分いままでトータルしたら5000円ぐらいは粗悪な中国製空気入れにお金捨ててきたかも。
ほんと安物買いの銭失いでしたわ。
反省です。
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コメント返しが最近めんどくさくなってきました。
ブログを書く意欲が削がれると駄目なので、勝手ながら暫くコメントへの返信はお休みさせていただきます。