2018年8月6日月曜日

卓上扇風機作製 井戸の手押しポンプの革をタイヤのゴムへ交換

 卓上扇風機を廃材の寄せ集めで作ります。
四角く組んだ奴は台になる部分。
扇風機は自動車用のラジエターファンのモーターにむりやり扇風機の羽を取り付けたやつ。
そいつに扇風機のカバーを付けたものです。
12ボルトで強力に回転します。
電源はソーラーパネルを使ってます。
今まではこいつを壁に吊るして使ってましたが、いまいち使い勝手が悪いので卓上式?に改造します。

 完成したもの。
四角い木の台に自作の扇風機を固定しただけのもの。
今までは壁に吊り下げて使ってましたが、台が付くことでどこにでも置いて使えます。
便利になった!

 角度調整機能はありません。
角度を変えたければ下に木でも置けばいい。

 針金ハンガーで倒れないように後ろから固定してある。

両サイドはタイヤのゴムで固定してあるだけ。
つまり3点支持です。
この粗雑な作りがまた廃物感があってなかなか良いと思う。

次は井戸の手押しポンプです。
最近水を汲み上げる力が無くなってきました。
ポンプ革の寿命です。

ポンプ革は純正品を買うと結構なお値段がしますね。くそ高い!
なのでいろんな代用品を試してました。
これはアクティストリートの座席の下に敷いてあった毛の生えたシートを試しにつけたもの。
薄くてヘナヘナ過ぎて全く使い物にならなかった

次に試したのは糸入りの丈夫な水道ホースの背を割ったものを試しましたが、伸ばしても丸まる癖が治らずにシリンダーとピストンの間に挟まって全然使えません。


そして次に試したのはCD125Tの後輪のタイヤのすり減った廃品。

こいつをよく研いだ鋭利なナイフで切っていきます

タイヤの加工に使っているナイフがこれ。
ダイソーで大昔買った十得ナイフです。
柄の部分の木が無くなってしまったので、ビニールテープでグルグル巻にしてあります。
こんなのでも砥石で入念に研ぐと硬いゴムタイヤでもかなり切れますね。

ベルト状にナイフで切ったやつをポンプの皮に使います。

弁の部分もかなりくたびれているので新しくタイヤのゴムで作り直します

弁をタイヤゴムに交換しました。

そして帯状のゴムを巻いて小さな釘で打ち付けて完成。
これでしばらく使ってましたがゴムが薄かった為に漏れがひどくて
汲み上げがいまいちですので作り替えすることにしました。

前のよりさらに厚みと幅のあるタイヤのゴム革に交換します。

左が前回のゴム革で右が新規のやつ。
しかしこれだとあまりにも厚みがありすぎて木玉に巻くと今度はシリンダーに入りません。


そこでサンダーやグラインダーで木玉のあたる部分だけ削って厚みを減らしてやりました。
サンダーでタイヤを削るとかなりゴム臭いし、熱を持つので発火には注意ですね。

そして今度こそ完成しました。
水を汲み上げる時もレバーが重くて漏れが少なくていい感じです。
水もジャバジャバたくさん汲めます。
タイヤの革は普通の牛革?の奴より耐久性があるように思えますが、さてどうでしょうかね。
また不具合があればレポートしますね。

タイヤを分解した時に切れっ端がたくさん余ったので、使いみちを考えてみた。

ゴムの部分は機械の下に敷くと防振に使えますが、厄介なのはこの太いワイヤーが入った部分だ。
なんの使いみちもないので今まで捨ててました。

試しにこんなものを作ってみた。
S字フック。
針金がかなり硬いんで曲げるのが大変だけど万力で挟んだりハンマーで叩いて作った。

こんな感じ。
何か物を吊り下げるのには便利ですね。
これ以外にこいつは他に使いみちは無さそう。

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ブログを書く意欲が削がれると駄目なので、勝手ながら暫くコメントへの返信はお休みさせていただきます。