2011年6月26日日曜日

排熱が欠陥設計?のノートパソコン NEC VersaPro

自宅の押し入れに、銀色できれいな外装の
ノートパソコンが、ほこりを被って眠っています。

NECのVersaProというノートですが、これが
最悪な設計ミス?のノートだったのです。

実はこのノート、CPUファンがほとんど常時
回りっぱなしになるという持病を抱えているんです。


このVersaProにはCeleronMのCPUが入ってますが、
起動している間、1分おきぐらいにファンが回転します。

回転すれば小さくとも、耳障りな風切り音が発生します。

ネットの静止画のサイトを閲覧している
だけでも頻繁に回転しますので、かなりの
ストレスになります。

ということで、購入早々ほとんど使わなくなりましたorz


「なんでこんなに意味なく回転するのか!?」

腹がたってきたので、いろいろ原因を調べました。


ほぼ同スペックで同年代に発売のファンが静かな
Fujitsu製のノートパソコンのヒートシンクと比べたら
すぐ原因がわかりました。(写真参照)

大きさが全然違うんです。


Fujitsuのはとにかくヒートシンクが大きく
作ってあり、実際にこのヒートシンクの付いた
Fujitsuのノートを動かすと、ファンは
ほとんど回転せず、まるでファンレスのノートのように
静かで快適に動作します。


それにしてもこのヒートシンクの大きさの差は
何なのでしょうか?

コストダウンなのかしらないけど、本当にひどいです。


この型番のVersaProをネットで調べてみると
やはり地雷ノートだったみたいで、
発売当初からファン音がうるさいと
クレームが続出した物のようでした。


ファンの回転頻度が多いと、当然ファンの軸の
消耗が激しくなり、異音も早めに出るように
なります。


で、そのファンの純正部品ですが、
自分で交換したいのでNECに問い合わせたところ
部品単体では売ってくれないそうでした。

必ず修理センター経由でパソコンを持ち込んで
交換してくださいとのこと。

確か1万かそれ以上の工賃がかかると
聞かされました。

なんかわざと壊れるように作って、
後々のメンテナンスや買い換えで儲けようという
汚い意図を感じてしまいます。


ノートパソコンを買う場合には、外装の
美しさやデザインや高性能という面だけを
重視しがちですが、他にも、排熱設計に問題があるかや
ファンの音がうるさいかどうかを
入念に調べて買うことを教えられた
1台でした。


参考
NEC VersaPro 
pc-vy13m rx-r


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ブログを書く意欲が削がれると駄目なので、勝手ながら暫くコメントへの返信はお休みさせていただきます。